アメリカ国務長官、年内に辞任か
7月 24, 2017 22:37 Asia/Tokyo
アメリカのティラーソン国務長官が、トランプ大統領との対立により、今年中に国務長官の職を辞任すると見られています。
トランプ大統領と、スパイサー・前ホワイトハウス報道官が対立し、結果的にスパイサー前報道官が辞任することになった後、ＣＮＮはティラーソン国務長官に近い２人の情報筋の話として、ティラーソン国務長官はトランプ大統領との見解の対立により、年内に国務長官を辞任する可能性があると伝えました。
この報道によりますと、ティラーソン国務長官は、核合意や国務省の人事など、様々な問題に関してトランプ大統領と見解の上で対立しているということです。
アメリカのメディアは最近、先週の安全保障会合で、イランとの核合意をめぐり、ティラーソン国務長官とマティス国防長官は、トランプ大統領と論争になったと伝えました。
この会合で、ティラーソン国務長官は、イランが核合意を守っていることを、トランプ大統領に不承不承、認めさせました。
トランプ大統領はこの会議のあと、核合意の見直し業務を国務省から、核合意に反対するほかのチームに委託しました。
トランプ大統領は常に、核合意のほかの締結国の立場に反して、核合意は危険な合意だと強調しています・
