アメリカの2つの問題、地域の緊張と核合意の違反
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アメリカのトランプ大統領による核合意に反する政策と地域に緊張を生み出す動きは、アメリカにとっての問題になっています。アメリカの雑誌、ナショナルインタレストは、「核合意の破棄に関するトランプ大統領の脅迫は、誰の利益にもならない」と報じました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
8月 22, 2017 14:42 Asia/Tokyo
  • トランプ大統領
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アメリカのトランプ大統領による核合意に反する政策と地域に緊張を生み出す動きは、アメリカにとっての問題になっています。アメリカの雑誌、ナショナルインタレストは、「核合意の破棄に関するトランプ大統領の脅迫は、誰の利益にもならない」と報じました。

アメリカの新聞、ワシントンポストも、21日月曜、トランプ大統領の“イランは核合意に違反しており、次の議会への報告でそのことに言及する”とした発言に触れ、「情報社会が異なる判断を下している中で、どうしたらそのような結論に至ることができるのか」としています。

アメリカの地域政策は常に、破壊的なものでした。イランに関するアメリカの干渉的な政策は、1953年8月のクーデターから始まっています。アメリカは、1979年のイスラム革命勝利後も、イラクのサッダームフセイン政権を支援し、イランに対する敵対政策を続けました。このような敵対は、イランの核活動に関する偽りの主張によって拡大し、現在、イランのテロ支援を非難したり、ミサイル能力を脅威だと主張することで続けられています。一方で、イランの国際社会との賢明な協力は、アメリカの主張が偽りであることを証明しました。

イランのザリーフ外相は次のように語っています。

ザリーフ外相

 

「アメリカの前政権は、善意から核合意に関する協議に入ったわけではなく、すべての道を試し、制裁や政治的な圧力が失敗したために協議の席についた」

ザリーフ外相が強調しているように、核合意の維持とアメリカの約束不履行の阻止が、イランの優先事項であり、アメリカがイランに責任をなすりつけながら、この合意に違反するのを許してはなりません。

イランの国際関係の専門家であるバーゲリー氏は、タスニーム通信のインタビューで、アメリカが核合意を離脱した場合の結果について、次のように語っています。

「もしアメリカが先に核合意を離脱すれば、彼らにマイナスの影響が及ぶだろう」

こうした中、歴史が示しているように、アメリカはベトナム戦争からも、アフガニスタンやイラクの戦争からも、その他の政治的な過ちからも何も学んでいません。彼らは毎回、形を変えて、地域における破壊的かつ干渉的な政策を再生させています。

ザリーフ外相は、IRIB2チャンネルのインタビューで、このように語りました。

ザリーフ外相

 

「アメリカの新政権は、誤った政策が正しい結果につながることはなく、以前の誤った政策を続けても、これまでの誤った結果が続くだけだという事実を、きちんと把握する必要がある」

トランプ大統領は選挙戦で、この地域に対して数兆ドルの費用が投じられたが、アメリカに残ったのは損害だけだったと語っていました。しかし、武器製造会社に、サウジアラビアやその他の地域のアラブ諸国への武器の売却による莫大な利益が流れ込む限り、このような政策が変更されることはないようです。

アメリカは、特にトランプ政権時代、安全保障を商業取引の目で見つめ、地域の干渉的な政策を続けようとするでしょう。