アメリカ前大統領副補佐官、「核合意を離脱すればアメリカの権威が失墜」 
(last modified Mon, 18 Sep 2017 10:05:56 GMT )
9月 18, 2017 19:05 Asia/Tokyo
  • アメリカ前大統領副補佐官、「核合意を離脱すればアメリカの権威が失墜」 

アメリカのベン・ローズ元大統領補佐官が、核合意からのアメリカの離脱について警告しました。

IRIB通信によりますと、ローズ氏はツイッター上のメッセージで、「核合意からの離脱は、イランとの危機の発生につながるだろう」と語っています。

また、「核合意からの離脱は、北朝鮮など他国との核合意の締結に当たって、アメリカの権威を失墜させると考えられ、この結果を深刻にとる必要がある」と述べました。

国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランが締結した核合意は、昨年1月から実施されています。

アメリカのトランプ大統領は、この合意を史上最悪の合意だとし、これを破棄しようとしていますが、世界各国はトランプ大統領のこの敵対行為に反対しています。

IAEA・国際原子力機関は、イランが常に核合意を遵守していることを認めていますが、アメリカは常にこの合意の実施を妨害しています。