EU上級代表、「核合意の再協議は必要ない」
9月 21, 2017 17:37 Asia/Tokyo
EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表が、アメリカ・ニューヨークで行われたイランと6カ国による核合意合同委員会の外相会合が終わった後、「核合意に関する再協議は必要ない」と語りました。
モゲリーニ上級代表は21日木曜、核合意は2国間の合意ではないと強調し、国際社会はこの合意を守るべきだとしました。
また、ヨーロッパはこの国際合意の維持を保障するとしました。
さらに、アメリカはイランが核合意を守っていることを認めたとしました。
イランと6カ国の核合意は昨年1月から発効していますが、アメリカは核合意の一員でありながら、この合意に違反しています。
アメリカのトランプ大統領は常に、この合意を悪い合意と呼び、その破棄を求めていますが、国際社会はトランプ大統領の敵対的な立場に反対しています。
タグ