国連、「ミャンマー西部のロヒンギャ族の状況は想像を絶する」
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国連が、ミャンマー西部ラカイン州における、ロヒンギャ族のイスラム教徒の苦難は、想像を絶するものだとしました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
10月 03, 2017 18:47 Asia/Tokyo
  • ロヒンギャ族
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国連が、ミャンマー西部ラカイン州における、ロヒンギャ族のイスラム教徒の苦難は、想像を絶するものだとしました。

プレスTVによりますと、国連は2日月曜、3人の調査員によるミャンマー西部ラカイン州の調査が終了した後、ミャンマー政府に対し、ロヒンギャ族のイスラム教徒に対する暴力のサイクルを停止させるよう求めています。

国連はまた、ミャンマー政府に対し、ラカイン州のイスラム教徒により多くの可能性を与えるよう求めました。

EUの代表団は、今回の調査で火災により消失し、住人のいなくなった村を視察したとしました。

 

今回の国連の調査に同行したEUの調査団も、声明を発表し、現状が理由で、調査ができなかったとしています。

EUの代表団は、今回の調査で火災により消失し、住人のいなくなった村を視察したとし、暴力の停止を強調しました。

また、ラカイン州のイスラム教徒が人道支援を強く必要としていることを強調し、ミャンマー政府に対し、この地域にメディアが立ち入ることへの許可を求めています。

国連の代表団

ミャンマー・ラカイン州では、8月25日以来、政府軍によるロヒンギャ族のイスラム教徒への大規模な弾圧が開始されており、この中で、6000人以上が死亡したほか、8000人が負傷、100万人以上が難民化し、隣国のバングラデシュに避難しています。