アメリカの北朝鮮への圧力拡大に対する中国の反対
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中国の鄭(てい)外務次官が、「中国は、アメリカの北朝鮮に対する圧力拡大に反対する」と語りました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
11月 07, 2017 14:10 Asia/Tokyo
  • トランプ大統領、習近平国家主席
    トランプ大統領、習近平国家主席

中国の鄭(てい)外務次官が、「中国は、アメリカの北朝鮮に対する圧力拡大に反対する」と語りました。

鄭外務次官は、アメリカのトランプ大統領の中国訪問に触れ、「中国政府は、朝鮮半島の核問題の平和的な解決を追求しており、この地域で武力が行使されるのを望まない」と強調しました。
中国メディアは、「トランプ大統領の数日間の北京訪問では、習近平国家主席が、北朝鮮に対するアメリカの軍事行動への反対を表明することになる」と伝えました。中国メディアは、「両国は、対立を解消し、関係を拡大するための方法を探るべきだ」としています。

この2ヶ月、北朝鮮とアメリカの言葉の応酬を受け、中国政府は何度も、北朝鮮に対する圧力の拡大とアメリカによる軍事攻撃の可能性に反対してきました。今回は、トランプ大統領のアジア訪問に合わせて反対が表明されています。

トランプ大統領、安倍総理大臣

トランプ大統領のアジア訪問、特に日本や韓国といった、北朝鮮に敵対するアメリカの同盟国への訪問は、トランプ大統領が、これらの国との会談の中で、北朝鮮に対抗し、地域にとって危険なシナリオを提起し、彼らを同調させるのではないかという懸念を中国政府に抱かせています。

 

トランプ大統領は、北朝鮮の核・ミサイル計画に対する戦略的忍耐の時代は終わったと表明しており、このような立場は、北朝鮮に対して性急な決断が下される可能性があることを示しています。

トランプ大統領は、この数ヶ月、北朝鮮の消滅を示唆するなど、強硬な立場を取ってきました。しかし、専門家によれば、このようなアプローチは言葉上だけのもので、実行には移されないと見ています。ロシアの政治専門家、ゾロタレフ氏は、次のように語っています。

 

「トランプ大統領には、北朝鮮への攻撃を開始する勇気はない。アメリカ政府は、北朝鮮に対して威嚇や圧力の政策を取ろうとしている」

国内、地域、国際面からのさまざまな理由により、トランプ大統領は、北朝鮮に対して軍事攻撃を開始する状況にはありません。たとえば、アメリカ国内だけでも、60人以上の議員がティラーソン国務長官に宛てた書簡に署名し、北朝鮮に対するトランプ大統領の発言に反対しました。この議員らは、書簡の中で、「我々はこの書簡を記すことにより、北朝鮮との緊張と核戦争勃発の危険を高めているトランプ大統領の発言に、深い懸念を表明する」と訴えました。こうしたことから、トランプ大統領の北朝鮮に関する立場は、言葉の上だけのものと見ることができ、それが実行に移されることはないでしょう。