国連が、アメリカの税制改革の社会レベルの結果について警告

国連の特別報告者であるフィリッポ・アルストン氏が、アメリカの税制改革の社会レベルの結果について警告を発しました。

フランス通信によりますと、アルストン氏は、「アメリカ議会で審理されている、トランプ大統領による同国の税制改革案は、アメリカの貧困層を社会的に保障する制度にとっての危険と見なされる」と語りました。

同氏はまた、トランプ政権は、減税による税収の不足を補填するため、社会保障制度や公的医療保険制度などに関する費用の大幅な削減に集中している」と述べました。

アメリカでは同国の総人口の１２％以上を占める４０６０万人が貧困ライン以下で生活しています。