北朝鮮、前提条件つきのアメリカとの対話を否定
3月 05, 2018 19:09 Asia/Tokyo
北朝鮮が、前提条件つきのアメリカとの話し合いを否定しました。
北朝鮮外務省は、4日日曜、声明の中で、アメリカは北朝鮮との対話に前提条件を設けようとしているが、北朝鮮はこのような対話をアメリカと行うつもりはないとしました。
また、北朝鮮外務省の関係者は、北朝鮮は核計画を放棄することはないと強調し、「アメリカと対話したり、アメリカとの軍事衝突を避けるために、アメリカに懇願することはない」と述べました。
アメリカのトランプ大統領は、先月、北朝鮮の核兵器放棄につながる対話であれば、アメリカは北朝鮮と話し合う用意があるとしました。
大統領特使を務める、韓国大統領府のチョン・ウィヨン国家安保室長は、北朝鮮訪問に際して、「北朝鮮の核兵器廃絶の問題を北朝鮮政府関係者との話し合いで提起する」と語りました。
この訪問で、チョン国家安保室長が北朝鮮のキムジョンウン朝鮮労働党委員長と会談した場合、キム委員長が2011年に国のトップに就任してから、初めてキム委員長と会談する韓国政府関係者となります。
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