アメリカ副大統領、北朝鮮を再び脅迫
(last modified Sat, 10 Mar 2018 11:02:35 GMT )
3月 10, 2018 20:02 Asia/Tokyo
  • アメリカのペンス副大統領
    アメリカのペンス副大統領

アメリカのペンス副大統領が、再び北朝鮮を脅迫すると共に、アメリカは対話により北朝鮮に何の特権も与えていないと主張しました。

ファールス通信によりますと、ペンス副大統領は、北朝鮮のキムジョンウン労働党委員長がアメリカのトランプ大統領と対話する用意があると表明した報道が伝えられた後、核廃絶に関する対話に向けた北朝鮮の意向は、北朝鮮孤立化に向けたトランプ大統領の戦略が効果を発揮したしるしだと主張しました。

また、声明の中で、「アメリカは何も特権を与えていないが、北朝鮮の政府関係者は現在、対話しようとしており、一方、アメリカは同盟国と共に、継続的に北朝鮮に対する圧力を強化している」と語りました。

さらに、「北朝鮮が目に見える恒久的な形で核計画の停止に向けて行動しなければ、すべての制裁や圧力は北朝鮮に対して行使され続けることになる」としました。

アメリカを訪問していた韓国の安全保障関係者は、9日金曜未明、キム委員長が核廃絶に関するアメリカとの対話を提案したと伝えました。

その数時間後、トランプ大統領はツイッターで、「キム委員長との会談の予定に向けたスケジュールが組まれているが、合意が締結されるまで、制裁は続く」としました。