カナダ、ミャンマーのイスラム教徒の状況に注目するよう、国際社会に要請
4月 04, 2018 18:28 Asia/Tokyo
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ミャンマーのイスラム教徒の子供
カナダのボブ・レイ・ミャンマー特使が、ロヒンギャ族のイスラム教徒の状況への国際社会のさらなる注目を要請しました。
フランス通信によりますと、ボブ・レイ氏は、3日火曜、「カナダ政府は、ロヒンギャ族の難民への支援を続けると共に、他国に対しても、同じ措置を呼びかけていく」と語りました。
ボブ・レイ氏は、バングラデシュとミャンマーにおける最初の調査任務から戻った際、ロヒンギャ族の難民への人道支援の増加、人権侵害者の特定と制裁の継続、今後の彼らの裁判に関する情報の収集を求めました。
カナダのトルドー首相は、ボブ・レイ氏の提案を歓迎すると共に、数週間以内にミャンマーのイスラム教徒に関する会合が開催されることを明らかにしました。

国連は、ミャンマーの警察や軍によるロヒンギャ族への激しい弾圧を、ジェノサイド・民族浄化としています。
ミャンマー西部のラカイン州では、昨年8月25日から始まった、ミャンマー政府軍と過激派仏教徒によるイスラム教徒への攻撃で、6000人以上が死亡、8000人が負傷しており、およそ100万人がバングラデシュに避難しています。
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