対北朝鮮制裁に対する中国の反対
中国外務省の報道官は17日木曜、北京での記者会見で、「中国は北朝鮮に対する一方的な制裁に反対している」と語りました。
ガッファーリー解説員
中国外務省の陸慷報道官のこの表明は、北朝鮮の17日木曜のミサイル実験と同時に行われました。その一方で、中国は再度、北朝鮮に対する安保理決議の履行を論理的で、安保理の基準に合致したものだとしました。
中国は対北朝鮮安保理決議の実施により、国際世論のもとで、この措置は論理的なものだとしました。
中国の関係者は、各国の一方的な制裁は北朝鮮を罰することにはならず、朝鮮半島での関係国の新たな傲慢な行為につながるだろうとしています。とはいえ中国は、朝鮮半島の危機解決を目指し、各国に冷静になるよう強調しています。中国の関係者はこれに関して、「各国が強硬な姿勢を回避し、穏健な歩み寄りの態度をとることは、朝鮮半島の安定の土台を整えるための第一歩だ」としています。
北朝鮮に対するアメリカの一方的な制裁に対する韓国の支持を受け、北朝鮮は韓国のパク・クネ大統領をアメリカに付き従い、緊張を引き起こす要因、独裁者だとしました。
こうした北朝鮮の韓国に対する反応は、韓国がはっきりと、「アメリカの対北朝鮮制裁は、北朝鮮に核・ミサイル活動をやめさせるためのアメリカの決意の表れだ」と表明したためです。
こうした中、中国は、「安保理制裁は国際社会の確固たる決意の表れであり、当然関係国は合理的な道を歩むべきだ」と述べています。この中で、北朝鮮の情報筋は、「パク・クネ大統領は南北の関係を最悪の状況にしており、こうした思慮に欠ける措置により、韓国の人々は近い将来苦しむことになるだろう」としています。
東南アジアの周辺国も、北朝鮮問題に関して中国の立場に近い見解を持っています。これらの国は、南北朝鮮の相互信頼は、南北の関係改善に向け非常に重要な要素であると見ており、どちらの国も、6カ国協議をひとつの機会として利用すべきだとしています。
こうした中、アメリカのオバマ大統領も、北朝鮮の核・ミサイル実験を受けた同国に対する強力な制裁の実施命令に署名しています。
北朝鮮は、朝鮮半島でアメリカ・韓国軍から攻撃の脅威を感じれば、北朝鮮軍は直ちに先制攻撃にでるだろうとしています。中国が対北朝鮮制裁に反対しているのは、主に北朝鮮に対抗姿勢をとらせないようにするためなのです。