WHO,「インド・ニューデリーは、世界一の大気汚染都市」
May 02, 2018 17:50 Asia/Tokyo
WHO・世界保健機関が、世界各国の大都市の空気に関する報告の中で、世界で最も大気が汚染されているのはインド・ニューデリーだとしました。
イルナー通信によりますと、WHOは1日火曜、報告を発表し、「粉じんや交通渋滞、化石燃料による煙、人口過密といった原因により、ニューデリーは世界最大の大気汚染都市となっている」としました。
また、ニューデリーに次ぐ大気汚染都市にはエジプト・カイロ、3位はバングラデシュ・ダッカ、4位はインドのムンバイ、5位は中国・北京となっています。
大気中の物質に関するWHO調査によれば、世界の総人口の90%が大気汚染の被害を受けており、これは2016年に死亡した600万人の主な死因となっています。
アメリカのヘルス・エフェクツ・インスティテュートも、先月のはじめに報告を発表し、今年の世界の大気汚染による死亡者の半数は、インドと中国から出るとしました。
この研究所はまた、インドに関して、化石燃料や固形燃料の使用が、この国における疾病の最も重要な要因だとしました。
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