May 08, 2018 20:22 Asia/Tokyo
  • 中国と韓国の旗
    中国と韓国の旗

中国と韓国の防衛協議が、アメリカのミサイル防衛システムTHAADの配備により両国の関係が悪化した後、2年ぶりに再開しました。

イルナー通信によりますと、韓国・ソウルで7日月曜、中国と韓国の防衛高官による協議が行われ、この中で双方は、2国間の通信と軍事における協力といった安全保障問題について話し合いました。

両国の前回の防衛協議は、2016年1月に実施されましたが、THAADの韓国配備から、この協議は停止していました。

両国は、この中で、南北首脳会談の結果、今後の2国間の防衛計画や防衛協力について意見交換を行いました。

この協議で提起された問題のひとつは、今年はじめから中国の戦闘機や偵察機が数回にわたり韓国の防空識別圏に侵入したことへの、韓国の中国に対する抗議でした。

韓国国防省は声明の中で、朝鮮戦争で死亡した中国人兵士の遺骨とその引渡しの問題についても協議したとしました。

THAADの韓国配備と、この問題に関する中国による繰り返しの抗議により、中国はさまざまな分野で韓国との関係を停止しました。

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