イラン外務省、フランスのテロを非難
May 14, 2018 20:32 Asia/Tokyo
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フランスのテロ
イラン外務省のガーセミー報道官が、フランスで発生したテロを非難し、「世界各国はテロや過激派の新たな偽りのスローガンの影響を受けるべきではない」と語りました。
12日土曜夜に、フランス・パリで通行人を刃物で襲うテロ事件が発生しました。
これにより、1人が死亡、数名が負傷しました。
このテロの実行犯は警察に射殺されました。
テロ組織ISISがこのテロの犯行を認めました。
イランのガーセミー報道官は、14日月曜、このテロによる犠牲者の遺族に哀悼の意を示し、ISISがこの犯行を認めたことは、地域での相次ぐ敗北を味わった後、世界各地で罪のない人々の命を奪ったことにより、自身の名を残す上での、この組織の満たされない欲を示しているとしました。
また、数十年前から常に、ISISや似たような組織の思想の根源、あるいは資金源や武器供給源となっている者は、世界各地の人道的悲劇に全面的に加担しているとみなされるだろうとしました。
さらに、世界各国は、過激派思想の支持者に対して、新たな形でその政策を続けさせるのを許してはならないとしました。
ガーセミー報道官は、テロと過激派は国境や宗教、国に関係がないとして、世界各国は、テロに対する全面的な戦いに立ち上がるべきだとしました。
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