在韓アメリカ軍司令官、「北朝鮮は核物質の生産を継続」
(last modified Sun, 22 Jul 2018 11:04:49 GMT )
7月 22, 2018 20:04 Asia/Tokyo
  • 韓国駐留アメリカ軍のブルックス司令官
    韓国駐留アメリカ軍のブルックス司令官

韓国駐留アメリカ軍のブルックス司令官が、「アメリカは、北朝鮮における核物質の生産の完全な停止に関して十分な情報を得ていない」と主張しました。

ロシア・スプートニクによりますと、ブルックス司令官は、「北朝鮮の核物質生産能力は、未だに手付かずの状態にある」と語りました。

さらに、北朝鮮の核実験能力は、数ヶ月前、プンゲリの核施設の破壊によって我々が目にした問題だが、核物質の生産は別の問題であり、我々はまた、その生産の完全な停止を目にしていないとしました。

 

北朝鮮における核物質

 

アメリカのダン・コーツ国家情報長官は、これ以前に演説の中で、「北朝鮮が1年以内に核兵器の製造を完全に停止するとは考えにくい」と強調しました。

一部のアナリストは、北朝鮮が核実験場の撤去や朝鮮戦争のアメリカ兵の遺骨の返還など、地域の和平実現のために一部の措置を行っている一方で、アメリカはこれまで、シンガポールの合意に関する具体的な行動を進めていません。

アメリカのポンペオ国務長官とヘイリー国連大使は、アメリカの対北朝鮮制裁の継続を明らかにしました。