7月 27, 2018 16:16 Asia/Tokyo
  • ロシア、「イランはシリアで責任者としての役割を果たす」

ロシア外務省情報・報道局のアルティム・コジン(Artyom Kozhin)副局長が26日木曜、「イランは、シリアにおいて責任者とも言うべき役割を担っている」と語りました。

イルナー通信によりますと、コジン副局長は、カザフスタン・アスタナでのシリア和平協議の続きとして、ロシア・ソチで今月30日と31日に10回目の協議が実施されることに触れ、「この協議では、イラン、ロシア、トルコの外務次官がアスタナ協議のプロセスの保証人として出席するほか、シリアの関係者や国連からのオブザーバーも出席する予定だ」と述べています。

また、「この会合では、シリアの憲法の作成・制定に関する問題や人道状況についても意見交換が行われるだろう」としました。

ロシアのショイグ国防大臣も最近、「イランはシリアでの安定確立に、相当の役割を果たしている」と語っています。

シリアの和平を目的としたアスタナでの協議は2017年、1月からイランのイニシアチブ、およびトルコとロシアの協力により開始されています。

この協議の主な成果として、シリア各地での緊張緩和を目的とした緩衝地帯の設置があげられます。

シリア危機は2011年、サウジアラビア、アメリカ、およびその同盟国の支援を受けた複数のテロ組織が、シオニスト政権に有利となるような地域のバランスの変更を目的に、シリアに大規模な攻撃を仕掛けたことにより勃発しています。

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