中国副首相がアメリカの貿易保護主義の危険性について警告
9月 12, 2018 19:08 Asia/Tokyo
中国の劉鶴副首相が、「貿易保護主義政策は世界経済にとって最大の危険要因となっている」と強調しました。
フランス通信によりますと、劉副首相は、11日火曜、ベトナムのハノイで開幕した、世界経済フォーラムのASEAN・東南アジア諸国連合会議で、「一部の国の独善的な貿易保護主義的行動は、多国間貿易体制を深刻な形で脅かしており、世界経済を深刻な危機に陥れいている」と強調しました。
アメリカと中国は、この数週間、かつてないほどの貿易戦争に突入しています。
アメリカと中国の貿易戦争は、中国からのアルミ製品と鉄鋼製品に関税を追加した、トランプ大統領の決定を受けて、今年3月8日から始まりました。
この会合にはASEAN諸国の6人の首脳が参加しています。
この会合は、13日木曜まで行われる予定です。
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