アメリカ国務長官が国際司法裁判所の決定に怒りを示す
10月 04, 2018 17:21 Asia/Tokyo
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アメリカのポンペオ国務長官
アメリカのポンペオ国務長官が、アメリカに対する国際司法裁判所の決定に怒りを示し、これを無意味だとしました。
ヨルダンのアルハダステレビによりますと、ポンペオ国務長官は、「イランはアメリカに制裁の行使を停止させようとしているが、国際司法裁判所の法的命令には意味がない」と主張しました。
また、「アメリカは1955年のイランとの友好経済条約を失効したものと見ている」と語りました。
さらに、イランの対する主張を繰り返し、イランはイラクのバグダッドとバスラに駐留するアメリカの外交官にとっての脅威の根源だとしました。
アメリカの核合意離脱と核関連の対イラン制裁の復活を受けて、イランは国際司法裁判所にアメリカを訴えました。
国際司法裁判所は、3日、イランのアメリカに対する訴訟を審理する正当性を認め、最終的な決定が下されるまで、アメリカに人道物資や航空関連物資に対する制裁を解除するよう命じました。
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