アメリカでジカ熱流行の懸念

アメリカの疾病対策センターが、アメリカ国内のジカ熱の流行に対する懸念を表明しました。

ファールス通信が27日日曜に伝えたところによりますと、アメリカの疾病対策センターは、アメリカにおけるジカ熱の流行に対する懸念を表明しました。

2016年1月から2月にかけて、アメリカでは116人のジカ熱感染者が報告されていますが、感染者のほとんどはラテンアメリカへの旅行でジカ熱に感染しています。

ブラジルはジカ熱の流行の中心地となっており、ブラジル当局はジカ熱の感染により小頭症の乳児が出生していると発表しています。

ジカ熱の感染は、アメリカ大陸やカリブ海沿岸諸国を中心に、28カ国で報告されています。

ジカ熱は蚊を媒介して感染する病気で、1947年にウガンダのアカゲザルからはじめて発見されました。

初の人間の感染例は1952年、ウガンダとタンザニアで確認されました。