フランス、アメリカの他国に対する制裁の影響への対処を強調
10月 14, 2018 17:46 Asia/Tokyo
フランス上院が、「アメリカの制裁は、ヨーロッパの経済、貿易、外交にとっての問題になっている」としました。
IRIB通信によりますと、フランス上院の欧州問題委員会は、13日土曜、アメリカの制裁とそれがヨーロッパの経済や外交に及ぼす影響、そしてその影響に対処する方法についての詳細の報告を作成しました。
この報告では、「この数年、アメリカが繰り返してきた経済的な制裁による他国への影響は、EUとその加盟国の経済や外交面での独立にとって、2つの問題になっている」とされています。
フランス上院の報告は、アメリカによるイラン核合意からの離脱という決定と、イランに対する経済制裁の行使を決定した後のアメリカの制裁の他国への影響に焦点をあてたものとなっています。
フランス上院の欧州問題委員会はこの報告の中で、「アメリカの対イラン制裁の復活は、核合意を消滅させる。このためEUは、独立と主権を維持するために、アメリカのこの決定の影響を防げるよう、可能なあらゆる選択肢を利用すべきだ」としました。
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