国連事務総長が、サウジ記者殺害の詳細な捜査を要求
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国連のファルハン・ハク事務総長副公式報道官
国連のファルハン・ハク事務総長副公式報道官が、グテーレス国連事務総長の話として、殺害されたと見られるサウジアラビア人ジャーナリストの遺族にお悔やみを述べるとともに、「グテーレス事務総長は、サウジアラビア人ジャーナリストのカショギ(ハーショグジー)氏の殺害に関する有効で透明な捜査を求めている」と語りました。
イルナー通信によりますと、ファルハン報道官は22日月曜、記者団に対し、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館での同国のジャーナリスト、ハーショグジー氏の殺害が確認されたことに注目し、国連事務総長はどのような立場を表明しているか、との質疑に対し、「グテーレス事務総長の要求は、この事件のすべての犯罪者の特定と処罰である」と述べています。
また、「ハーショグジー氏殺害事件の真相に関して沈黙する事は、人間としての尊厳を無視することになり、さらにはこうした犯罪の再発につながりかねない」としました。
サウジアラビアの反体制派ジャーナリストのジャマール・ハーショグジー氏は、今月2日にイスタンブールにあるサウジアラビア領事館内に入ったきり、行方不明となっていました、
サウジアラビア政府は、18日間にわたる沈黙、否認の末、国際社会の圧力を受け、20日土曜、ついにハーショグジー氏が同領事館内で殺害された事実を認めています。
この事件に関する最新の報告によれば、ハーショグジー氏は、サウジアラビアのムハンマド皇太子の命令により、同国の情報機関の要員らにより殺害されたことが判明しています。
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