世界各国や国際機関が、イラン核合意への支持を継続
世界各国や国際機関が、現在もイラン核合意を支持しています。
アメリカ財務省は、5日月曜、イランの700の銀行、航空会社、船舶会社を制裁対象としました。
アルアーラムチャンネルによりますと、欧州委員会のシナス報道官は、6日火曜、「IAEA国際原子力機関がこれまで12回にわたりイランの核合意遵守を認めたように、イランが核合意を遵守し続ける限り、この取り決めを守る」と語りました。
ロシアのプーチン大統領も6日、国連安保理の理事会で、アメリカの一方的な対イラン制裁は完全に違法だとしました。
また、スペインのボレル外相とロシアのラブロフ外相も6日、スペインのマドリードでの会談の後、共同記者会見を行い、アメリカの対イラン制裁の再開を強く批判しました。
さらに、トランプ大統領のイランに対する脅迫を非難し、このような政策は建設的ではないと強調しました。
ドイツのマース外相も6日、アメリカの対イラン制裁を批判し、イラン経済の支援に必要な措置の準備が整っていることを伝えました。
中国外務省の華春瑩報道官も同日、記者会見で、「中国はアメリカに対して、中国とイランの緊密な関係を尊重するよう求めている」としました。
また、アメリカの対イラン制裁の再開に遺憾の意を表明し、「中国はイランとの協力による中国企業の利益と合法的な権利を支援する責務がある」と述べました。
イラクのアブドルマハディ首相も同日、「イラクはアメリカの対イラン制裁に加わらない」と語りました。
エジプトのシシ大統領は、「イランの人々に対するアメリカの制裁行使は地域の不安定化の原因だ」としました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese