世界規模での原油の値上がり予測が高まる
11月 13, 2018 19:11 Asia/Tokyo
-
IEA、原油の値上がりを予測
IEA国際エネルギー機関が、原油の予想価格を上方修正しました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、IEAは世界のエネルギー市場に関する最新報告において、「今年の9月における原油価格は、ベネズエラの産油量減少や主要な原油輸出国の一部の決定といった地政学的な情勢変化により上昇し、2014年以来初めて1バレル80ドルを突破した」と表明しています。
また、「原油価格とともに、原油に対する世界の需要も上昇すると見られ、世界の1日あたりの原油の需要量は2017年の9480万バレルから、2040年には1億630万バレルにまで増加するだろう」としました。
さらに、「2025年には、原油価格は6%上昇して1バレル88ドル、そして2040年には1バレル112ドルとなるだろう」との予測を示しています。
こうした中、アメリカ政府は特にサウジアラビアをはじめとする産油圏の自らの同盟国と共謀し、イランやベネズエラをはじめとする反米諸国への圧力行使を目的に、原油価格を低く押さえ込もうとしています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj
タグ