アメリカの国境警備隊が、メキシコ国境で移民に催涙ガスを使用

11月 26, 2018 16:17 Asia/Tokyo

アメリカの国境警備隊が、メキシコ国境の検問所でフェンスを乗り越えようとした移民数百人に対し、催涙ガスを使用しました。

イルナー通信が２６日月曜、報じたところによりますと、これらの多数の移民の中には子どもも含まれていたということです。

現場に居合わせたＡＰ通信記者は、「催涙ガスの噴射を受けて、移民の子どもが泣き叫んでいた」と伝えました。

アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴ（San Diego）の税関・国境警備局（CBP）は、同州サンディエゴにあるサン・イシドロ国境を閉鎖しました。

この数週間で、アメリカ･メキシコ国境には５０００人以上の移民が押し寄せており、彼らはアメリカの国境都市ティファナのスポーツセンターに一時的に身を寄せています。

アメリカのトランプ大統領は、移民入国を厳しく取り締まる政策を実施しており、メキシコ政府に対し、アメリカとの国境付近に移民が集結しないよう要請しています。

アメリカ･メキシコ国境には現在、移民の越境を取り締まるため、およそ９０００人の軍隊が配備されています。

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