英のEU離脱条件承認にもかかわらず、EUと英の対立が継続
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EU首脳会合
EU27カ国の首脳が、イギリスのEU離脱条件案を承認しました。
25日日曜、ベルギー・ブリュッセルにおいてEU首脳会合が開催され、イギリス政府とEUの間で成立していた同国の離脱合意が最終的に承認されました。
イギリスのEU離脱合意は同国メイ首相に手渡され、メイ首相がこれをイギリス議会下院に提出し、可決を目指すことになります。
フランスのマクロン大統領はブリュッセルで、「イギリスのEU離脱により、同国民にとって数十億ポンドの経費削減になるとしていた人々は、虚言を述べていたことになる」と語りました。
欧州議会のタヤーニ議長は、「イギリス下院が成立した合意を拒否すれば、EUはイギリスのEU離脱に関する再交渉を行わない」と述べました。
メイ首相は、「わが国の議会で、EU離脱合意が承認されなければ、国内での不信感や多数の派閥への分裂を招く結果となる」と警告しました。
これに対し、イギリスのコービン労働党党首はEU首脳会合でのイギリスのEU離脱合意の承認に反応し、「わが党は、イギリス下院でのメイ首相によるEU離脱案合意に反対する」と語りました。
イギリス国民は2016年に国民投票を行い、EU離脱に賛成票を投じました。
イギリスのEU離脱をめぐる正式な協議は、昨年3月から開始され、双方の合意に基づき、2019年3月までに終了することになっています。
イギリスのEU離脱の期日は2019年3月29日とされ、この日から1年9ヶ月は完全離脱までの移行期間となっています。
この移行期間が終了する2020年末まで、イギリスはEUに留まりますが、EUでの同国の権威や力は制限されることになります。
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