アルゼンチンで、G20サミット開催を前に厳戒態勢
アルゼンチン政府が、同国首都ブエノスアイレスで開催されるG20・主要20カ国地域サミットにあわせて、首都圏に厳戒態勢をしくことを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、アルゼンチンのパトリシア・ブルリッチ治安相は、「ブエノスアイレス市内の警察官2万2000人が、今回のサミット開催の保安・警備に当たる」と語りました。
今回の厳戒態勢措置は、29日夜から来月2日日曜夜まで実施される見込みです。
この報道によりますと、会議開催に抗議する人々は、ブエノスアイレスでのG20サミット開催と同時に抗議デモを行う予定だということです。
アルゼンチン政府も、ブエノスアイレス市民に対し、サミット開催時には市内に残らず、市外に出るよう勧告しています。
今回のG20首脳会合は、30日金曜と来月1日土曜の2日間にわたり開催され、通商や気候変動などの様々な問題が検討されることになっています。
サウジ人記者ジャマル・カショギ氏殺害といった最新情勢や、同国のムハンマド皇太子の出席などから、今回のサミットはサウジアラビアに対する圧力行使や詰問の場となる可能性があります。
G20を構成するのは開催国アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、インド、インドネシア、南アフリカ、イタリア、日本、メキシコ、アメリカ、ロシア、サウジアラビア、韓国、トルコ、イギリス、そしてEUとなっています。
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