国連が、ミャンマーのロヒンギャ族の難民キャンプでの危機的状況を懸念
(last modified Sat, 08 Dec 2018 10:24:20 GMT )
12月 08, 2018 19:24 Asia/Tokyo
  • ミャンマーのロヒンギャ族の難民
    ミャンマーのロヒンギャ族の難民

国連が、ミャンマーの難民キャンプに戻されたロヒンギャ族の難民の危機的状況に懸念を示しました。

IRIB通信によりますと、国連難民高等弁務官事務所は7日金曜、「ロヒンギャ族のイスラム教徒は、ミャンマーの難民キャンプから逃れるために数百ドルを支払っている。しかし現在、彼らの船は押収され、キャンプに戻され、貧困状態にある」と表明しました。

また、「これらの難民は食料がなく、もはやマレーシアやインドネシアへと逃れる望みをかけて支払った金銭を取り戻すこともできない」としています。

この報告によれば、ジャーナリストは政府系関係者の立会いなしには、ロヒンギャ族の難民キャンプには立ち入りできないということです。

ミャンマー西部ラカイン州では、政府軍や過激派仏教徒による攻撃が昨年8月25日から始まっており、これにより現在までに6000人以上のロヒンギャ族のイスラム教徒が死亡、8000人が負傷、100万人が難民となっています。

 

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