英孤独問題担当相が、高齢者の孤独状態について警鐘
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イギリスの孤独問題担当大臣が、同国内での高齢者の孤立化や、祖父母の存在が忘却されていく現象に警鐘を鳴らし、「この問題に関して、イギリスの各家庭は東ヨーロッパ諸国の人々に倣うべきだ」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
12月 31, 2018 20:36 Asia/Tokyo
  • イギリスの高齢者の孤独
    イギリスの高齢者の孤独

イギリスの孤独問題担当大臣が、同国内での高齢者の孤立化や、祖父母の存在が忘却されていく現象に警鐘を鳴らし、「この問題に関して、イギリスの各家庭は東ヨーロッパ諸国の人々に倣うべきだ」と語りました。

BBCによりますと、同大臣は、「高齢者の孤独感を払拭するのは、社会が担うべき倫理的な責務だ」と強調しました。

また、雇用者に対し孤独状態にある近親者の世話ができるよう、労働者により多くの時間や休暇などを与えるよう求めました。

さらに、「イギリス国民は、休暇の大半を外で過ごしているが、家族連れでのバカンスを過ごすのは彼らのうちでもごく週数で、しかも小規模の家族のみだ」としています。

イギリスのメイ首相は今年の初めに、国内の高齢者をはじめとした、孤立状態にある人々の懸念すべき状況を調査すべく、孤独問題担当大臣のポストを設けました。

イギリスの精神衛生関連の機関による調査の結果、同国では900万人以上が孤独を感じているとされています。

こうした現状により、今後イギリスの高齢者全体の半分以上が絶対的な孤立状態に置かれ、また390万人の高齢者が1日の時間の大半をテレビを見て過ごしているとされています。

 

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