国際協力団体オックスファム、世界での貧富の差の拡大について警告
国際協力団体オックスファムが、世界における富裕層と貧困層の階級格差の拡大と、その結果について警告しました。
IRIB通信によりますと、オックスファムの ウィニー・ビヤニマ.事務局長は20日日曜、声明を発表し、「2018年には、世界で富の集中に拍車がかかった」とし、各国に対し富裕層からより多くの税金を徴収するよう求めました。
オックスファムはまた、「富の集中により貧困対策が困難になるとともに、世界で経済面での弊害や暴力、憤激が扇動されることになる」としています。
ビヤニマ事務局長は、世界での不平等の実態に関するオックスファムの年間報告を発表するとともに、「各国政府がは、企業や富裕層による固定資産税の支払いを保証すべきだ」と述べました。
オックスファムの調査によりますと、2017年の時点では43人、そして現時点で26人の大富豪が世界の38億人分の富を所有している計算になるということです。
オックスファムはまた、2008年の経済危機以来、大富豪・ミリオネアの数が倍増したとし、「大資本家・大富豪の所有資産が増大しているのみならず、近年における彼らの納税額は最低額である」としました。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj
https://www.instagram.com/parstodayjapanese/