ベネズエラ、「米の人道支援はわが国に対する米の軍事介入の予備工作」
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ベネズエラのロドリゲス副大統領
ベネズエラのロドリゲス副大統領が、「人道支援などと銘打ったアメリカの支援は、わが国への軍事介入が目的だ」と語りました。
ロドリゲス副大統領は、ロシアのニュースチャンネル・ロシアトゥデイのインタビューで、「ベネズエラは確かに、社会的・経済的な困難を抱えてはいるが、外国からの支援は必要ない」と述べました。
また、「人道支援などという行動は、アメリカによる大きな虚偽である。それは、わが国の社会問題はアメリカによる経済封鎖・制裁の産物でしかないからだ」としました。
さらに、「わが国が必要としているのは、政府側と反体制派側との協議だが、アメリカは躍起になってこれを妨害しようとしている」と語りました。
アメリカの上層幹部の1人は、「アメリカは、政府軍のメンバーらと直接コンタクトし、ベネズエラ反体制派指導者のグアイド議長への肩入れを要請した」と述べています。
ベネズエラの合法大統領であるマドゥロ氏は9日土曜、記者団に対し、「わが国に対するアメリカの支援は嘲笑の種だ」としました。
また、「わが国以前にも、アメリカの厄介な贈り物はアフガニスタンやイラク、シリア、レバノンを破壊している」とし、「人道支援などと銘打ったアメリカの支援は毒物であることから、これをわが国の領内に搬入することに反対である」としました。
アメリカとその同盟国はこの数週間、グアイド議長への支持によりベネズエラでのクーデター工作を試みています。
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