ベネズエラ合法政権への支持が継続

2月 25, 2019 20:10 Asia/Tokyo

ベネズエラ合法政権に対する支持が続く中、ボリビアのモラレス大統領が、「ベネズエラのマドゥロ大統領が、アメリカからの人道支援物資の搬入を阻止したことを支持する」と発言しました。

モラレス大統領は、「ベネズエラ国民は自国の独立と国家主権を守り、人道支援を口実としたアメリカの軍事介入を許さない」と語りました。

ベネズエラのアレアサ外相は２４日日曜、「アメリカは、コロンビアとの国境に人道支援物資を積載したトラックを差し向け、対ベネズエラ戦争の開戦に踏み切ろうとしている」と非難しました。

マドゥロ政権はアメリカの支援物質をベネズエラに搬入することを許可していません。これはマドゥロ政権が、アメリカのこうした行動をベネズエラへの干渉、同国反体制派で米国寄りのグアイド氏の支援を意図したものと考えているからです。

マドゥロ大統領は昨年５月の大統領選挙で当選し、大統領に就任しました。

一方、グアイド氏は先月２３日、アメリカとその同盟国の支持を背景にベネズエラ暫定大統領への就任を宣言しました。

ベネズエラの政府と国民は、この行動をマドゥロ政権に対するクーデターとみなしています。

ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。