米上院、イエメン戦争でのサウジ支援停止案を可決
3月 14, 2019 17:59 Asia/Tokyo
アメリカ上院が、イエメン戦争でのサウジアラビ支援停止案を可決しました。
与党共和党が多数派を占めるアメリカ上院は13日水曜、イエメン戦争でのサウジ主導連合軍に対するアメリカの支援を停止する法案を賛成54、反対46票で可決しました。
この法案の可決は、アメリカのトランプ大統領の対サウジアラビア政策に反対するものです。
この法案は、議会の承認なしでの、サウジアラビアの空爆をはじめとした、イエメン戦争へのあらゆる形でのアメリカ軍の参戦の停止を追求しています。
サウジアラビアは、アメリカやUAEアラブ首長国連邦、そのほかの数カ国とともに2015年3月からイエメンを軍事攻撃し、全面的に封鎖しています。
この戦争で、これまでに1万6000人以上のイエメン人が死亡、数万人が負傷したほか、数百万人が住む家を失っており、イエメンは食糧や医薬品の深刻な不足に直面しています。
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