仏・ツールーズでの「黄色いベスト運動」、抗議者43人が逮捕
4月 15, 2019 18:18 Asia/Tokyo
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黄色いベスト運動
フランス警察が、昨年11月の開始から通算22回目となる「黄色ベスト」運動が各地で展開される中、ツールーズで43人を逮捕したことを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、フランスの警察当局は14日、「逮捕者のうち、15人の逮捕理由は覆面着用とされている」と発表しました。
ツールーズは、13日土曜の「黄色いベスト」運動の中心地とされています。
この運動の主催者の呼びかけに応え、同日のツールーズではこの運動を支持する人々が、大規模な抗議行動を繰り広げました。
フランスの新・破壊行動禁止法は、デモ行為における覆面着用者に対し1年間の禁固および1万5000ユーロの罰金を科すとしています。
首都パリや各都市における今回の「黄色いベスト」運動では、抗議者数十人が逮捕され、21人の負傷者が出ています。
「黄色いベスト」運動は当初、燃料税の引き上げなど、フランスのマクロン大統領の経済政策への抗議行動として、昨年11月17日に始まりました。その後急速に政治的な側面を強く帯びるようになっています。
抗議者らは、マクロン大統領の辞任を求めています。
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