元アメリカ高官「イランは核合意の恩恵にあずかるべき」
7月 15, 2019 21:02 Asia/Tokyo
アメリカの元エネルギー長官が、「イランは核合意の恩恵にあずかるべく行動を起こす必要があった」と語りました。
アーネスト・モニス氏は、米CNNのインタビューで、「最近イランが行った核合意の義務を巡る行動には、特にヨーロッパはイランが奪われてきた経済利益を確保する解決策を見出さなければならないこと、そして現在の状況を続けることは不可能、というメッセージが込められている」と分析しました。
モニス氏は、「イランが核兵器を求めているという証拠は一切存在せず、イランにもそのような兆候は皆無だ」と述べました。
核合意関連協議でアメリカ代表団の上級メンバーは、トランプ政権は核合意を離脱し、非常に厳しい反イラン措置を取っていると指摘し、イランはその結果、核合意からの利益を享受できずにいると語りました。
2018年5月8日、トランプ米大統領は一方的に核合意を離脱、合意により解除されていた対イラン制裁を再発動しました。
ヨーロッパ諸国が核合意の義務を履行していないこと、イランが期待していた合意による経済利益を満たせないままでいることから、イラン側は7月7日、第2段階として3.67%を超えるウラン濃縮プロセスの実行に踏み切りました。
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