英労働党党首、「ペルシャ湾緊迫化の責任者は米大統領」
7月 21, 2019 20:16 Asia/Tokyo
イギリス労働党のコービン党首が、「現在のペルシャ湾の緊迫化の責任は、アメリカのトランプ大統領にある」と語りました。
今月19日、イランイスラム革命防衛隊海軍が、同国南部ホルモズ海峡で国際法への違反を理由として、イギリスのタンカーを拿捕しました。
イギリス政府は20日土曜、今回のタンカー拿捕を受けて行われた2回目の緊急会議の後、対イラン緊張緩和の意向を表明しました。
ファールス通信によりますと、コービン党首は20日、イラン領海での今回のタンカー拿捕について、「ペルシャ湾での緊張発生の責任者はトランプ大統領だ」と指摘しました。
また、スウェーデンのビルト前首相も、EUの対シリア制裁違反を口実としたジブラルタル海峡でのイランのタンカー拿捕を陰謀行為だと非難しました。
ビルト氏は20日、イランの石油輸出封じ込めを目論むアメリカの工作に触れ、「イギリス海兵隊によるジブラルタル海峡でのイランのタンカー拿捕は、イランに圧力をかけるためアメリカと協力する中で実施されたものだ」としています。
ジブラルタル当局は今月4日、イギリス海兵隊と協力し、違法な行動に訴え、イランのタンカー・グレース1を拿捕しました。
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