ナイジェリアでザクザキ師を支援するデモ、6人が殉教
7月 23, 2019 19:51 Asia/Tokyo
ナイジェリアの首都アブジャで、著名なイスラム教シーア派指導者の支持者らがデモ集会を開催中、警察との衝突に発展し、少なくとも6人が殉教しました。
AP通信によりますと、ナイジェリアの首都アブジャで22日月曜、ナイジェリア・イスラム運動の指導者イブラーヒーム・ザクザキ師の支持者が平和的なデモを行っていたところ、警察の介入により衝突に発展しました。
現場の目撃者および事件現場で取材中だったAP通信記者の証言によりますと、ナイジェリア・イスラム運動に所属する少なくとも6人のデモ参加者が、この衝突の中で殉教しました。
ナイジェリア・イスラム運動のメンバー、アブドゥラヒー・モハンマド・ベルー氏は、「我々はゆっくりと暴力を伴わずに行進していた。外務省に近づいた時、警察が空に向かって発砲し、次に群衆に向けて発砲した。6人の遺体は私の目の前にある」と語りました。
ナイジェリア軍は2015年に、同国ザリアでザクザキ師の支持者の群衆を襲撃し、ザクザキ師の子息を含む約1000人を殉教に追いやりました。
ザクザキ師はそのとき以来現在までナイジェリアの刑務所に収監されたままで、最近の報告では不当な待遇や拷問のために非常に思わしくない健康状態にあるとされています。
情報筋によりますと、ザクザキ師は左眼の視力を完全に失い、右眼もわずか45%の視力しかないということです。
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