米ボーイング社の損害額が過去最大に
7月 25, 2019 17:26 Asia/Tokyo
-
米ボーイング社の航空機
アメリカの大手航空機製造メーカー・ボーイング社の損害額が、過去最高の37億ドルに達しました。
CNNによりますと、ボーイング社は24日水曜、この事実を認めるとともに、自社への投資者らに対し、「当社は航空機製造のペースを落とす、あるいは一時的に製造を中止する必要がある」と表明しました。
ボーイング社の経済的損失は、同社製の最新型機737MAX8型機が2度の墜落事故を起こし、およそ340人の犠牲者を出したことを受けた今年3月以降の危機により生じたものです。
これら2機の墜落事故により、EUおよびその他の数十カ国が、その後の発表があるまでこの種の航空機の使用を停止するとの措置を取る事態に追い込まれています。
今年3月、エチオピア・アジスアベバ発ケニア・ナイロビ行きのエチオピア航空が運行するこの種の航空機が離陸後数分で墜落し、157人が死亡しました。
また、昨年10月にはインドネシアで同型機が墜落し、189人が死亡しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ