パキスタンが、カシミール地方での宗教関連の制限措置を非難
8月 13, 2019 20:06 Asia/Tokyo
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インドとパキスタンの国旗
パキスタン外務省が声明を発表し、インドが実効支配するカシミール地方での同国政府による宗教関連の制限措置の設定を非難しました。
イルナー通信が、パキスタン・イスラマバードから報じたところによりますと、パキスタン外務省が12日月曜に発表した声明では、「カシミール地方に対しインド政府が科した制限措置により、この地域のイスラム教徒数千人が、イスラムの祝祭・犠牲祭の礼拝やその他この日の宗教儀式に参加できなくなっている」と指摘されています。
この声明ではまた、「信教の自由の妨害は、国際法や人権の原則に対する明白な違反だ」と非難しています。
パキスタン外務省はさらに、特に国連人権委員会を初め国際社会に対し、カシミール地方での信教の自由の剥奪という、インド側の措置に対し反対を表明するよう求めました。
現在、カシミール地方の一部はインドが、もう一部はパキスタンが実効支配していますが、両国はそれぞれに地域全体の領有権を主張しています。
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