イラン政府関係者が、米大統領補佐官の更迭に反応
9月 11, 2019 18:27 Asia/Tokyo
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トランプ大統領とボルトン大統領補佐官
イランの政府関係者が、アメリカのボルトン大統領補佐官の更迭に反応しました。
米トランプ大統領は10日火曜、ボルトン大統領補佐官を更迭しました。
ボルトン補佐官は就任当初から、かつて前例がないほど、米国の対外政策を国際機関や世界の大半の国への対抗へと仕向けてきました。

イルナー通信によりますと、イランのラビーイー政府報道官は10日夜、ツイッターに、「ボルトン氏のようなイラン排斥主義者は全て、舞台から立ち去るだろう」、「経済テロや戦争の最大の支持者が更迭されたことで、米政府はイランの現実を知る上でさほど障害に遭遇しなくなるだろう」、「ボルトン氏はこれまでずっと、イランが今後3ヶ月も持たないだろうと公言してきた。だが、イランは今なお存続し、逆に彼自身が現場を去る事になった」と投稿しました。

また、イランのタフテラヴァーンチー国連大使は10日、イルナー通信のインタビューで、ボルトン氏の更迭は米国の国内問題だとする見解を表明しました。そして、ボルトン氏の更迭が米国の強硬派や好戦主義者の衰退に影響を及ぼすかとの問いに、「これに関して判断するのは時期尚早だ。米国の対外政策の決定には、さまざまな要素が絡んでいる」と答えました。
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