アメリカ外交政策評議会が、イラン核合意への自国の復帰を要請
9月 21, 2019 17:28 Asia/Tokyo
アメリカのシンクタンクを含む超党派組織・外交政策評議会が20日金曜、声明を発表し、同国トランプ大統領に対し、イラン核合意への復帰を要請しました。
イルナー通信によりますと、米外交政策評議会はこの声明の中で、「トランプ大統領は現在、サウジ政府支持あるいはイランとのさらなる軋轢かという岐路に立たされている。だが、現状において彼がとるべき最善策は核合意に戻ることだ」と表明しました。
最近、米国の退役軍人や外交官ら50名がトランプへ大統領に書簡を送り、イラン核合意への米国の復帰を求めました。
これらの人々は、IAEA国際原子力機関が報告の中で、米国の核合意離脱および制裁の再発動後もイランが核合意を遵守してきたと認定していることに言及し、「イランがこの国際合意を常に遵守してきた事実は、イランが取り決めを守る(国である)ことを示す」としています。
トランプ大統領は昨年5月8日、一方的に核合意から非合法に離脱し、イランへの制裁を再発動しました。
トランプ大統領のこの行動は、アメリカ国内はもとより世界規模で大きな非難を浴びました。
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