米上院議員が、サウジ人記者殺害事件でのトランプ大統領の取引の公開を要請
9月 29, 2019 20:20 Asia/Tokyo
アメリカ下院民主党のバーニー・サンダース議員が28日土曜、ツイッター上で同国のトランプ大統領と、サウジアラビアのムハンマド皇太子の電話でのやり取りの内容の公開を求め、「アメリカ国民は、トランプ大統領がサウジの独裁者とどのような取引をしていたかを知る権利がある」と語りました。
トランプ大統領をはじめとするアメリカの政府関係者は、サウジアラビアが同国の反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏殺害を理由に大きく非難されていた時期に、サウジアラビア政府を擁護していました。
トランプ大統領は昨年11月20日、声明を発表し、「仮にムハンマド皇太子がカショギ氏暗殺計画を事前に知らされていたとしても、アメリカは、今後もサウジのパートナー国であり続ける」と述べています。
アメリカの新聞ワシントンポストは、「アメリカ・サウジ両政府は、ムハンマド皇太子の関与が否定される形で、カショギ氏殺害事件を解釈しようとしている」と報じています。
カショギ氏は昨年10月2日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内で、サウジアラビア政府から派遣された因子らにより殺害されました。
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