南シナ海・南沙諸島で、新たな灯台の運用が開始
4月 07, 2016 18:00 Asia/Tokyo
中国が、南シナ海の南沙諸島のスービ礁で、新たな灯台の運用が始まったことを明らかにしました。
ロイター通信によりますと、高さが55メートルに上るこの灯台は、昨年10月に着工したということです。
中国外務省の陸慷(りく・こう)報道官はこれについて、「中国は、航行の安全と自由、利便性のため、南シナ海で一般的なサービスを提供する必要があると考えた」と語りました。
中国が南沙諸島に人工島を建設し、軍事施設を配備する一方で、アメリカのミサイル駆逐艦ラッセンが昨年10月にこの海域に入りました。
中国外務省は当時、アメリカのこの行動を違法だとし、中国の領海を侵犯するアメリカの全ての挑発行為に、強く対抗すると表明しています。
中国は、南シナ海の大部分の領有権を主張しています。
この海域は、石油や天然ガスが埋蔵されているとともに貿易船の航行ルートでもあり、この海域を通じて、年間5兆ドル以上の貿易が行われていると推測されています。
なお、中国は南シナ海の領有権をめぐりブルネイ、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムと対立しています。
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