フィリピンが、南シナ海に「主権の標識」示すブイ設置
(last modified Sun, 14 May 2023 10:47:21 GMT )
May 14, 2023 19:47 Asia/Tokyo
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フィリピンが、自国の領海を示すために南シナ海に5台のブイを設置しました。

フィリピンのテレビチャンネルGMAが報じたところによりますと、フィリピン沿岸警備隊のジョセフ・コイム中将は、フィリピン国旗が表示されているブイは航行の安全を確保するだけでなく、国の「主権の標識」の役割も担っていると説明しました。

報道によれば、フィリピンでは2012年当時、のベニグノ・アキノ大統領が、南シナ海の呼称を西フィリピン海と正式に改名する行政命令に署名しています。

南シナ海の大陸棚には炭化水素が大量に埋蔵されており、南シナ海の一連の島の領有権を巡っては、中国とフィリピンを含むアジア太平洋地域の数カ国との間で数十年にわたり対立が続いています。

米国の軍艦が南シナ海で頻繁に航行しているのも、同海域の状況を複雑にしています。中国外務省がこれについて、米国の行為は国際法違反であり、中国の主権と安全を侵害していると主張している一方、米当局は、中国政府の抗議にもかかわらず、国際法が許すあらゆる場所で「航行、飛行する」と表明しています。

 


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