10月 10, 2019 20:43 Asia/Tokyo
  • 香港での抗議者
    香港での抗議者

中国共産党機関紙・人民日報(People's Daily)が、「アメリカのアップル社が、香港での抗議者を支援している」として批判し、その結果に関して警告しました。

人民日報は、「アップル社は、香港の抗議者らに、i-phoneをはじめとする携帯電話機器に香港警察の配備場所や活動を表示する地図アプリを配信し、彼らの抗議行動を支援した」と報じています。

また、アップル社が抗議参加者の間でテーマ曲となっている楽曲を「iTunes(アイチューンズ)」ストアで取り扱っている、として批判しました。

人民日報によるアップル社への警告の一方で、中国は昨年の最後の4ヶ月間において、110億ドル相当アップル社製品を購買し、同社にとってアメリカとヨーロッパに次ぐ世界第3位の顧客となっています。

アップル社インターネット関連製品、デジタル家庭電化製品および同製品に関連するソフトウェア製品を開発、販売する多国籍企業です。

香港ではおよそ4ヶ月前から、中国本土への容疑者の引渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案に対する、数千人規模の抗議デモが発生しています。

香港は、1842年から1997年までイギリスの植民地支配下にありましたが、1997年に中国に返還されました。

 

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