フランスで、「黄色いベスト」運動が弾圧(動画)
11月 03, 2019 17:43 Asia/Tokyo
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フランスでの「黄色いベスト」運動
フランスのパリをはじめとする各都市で2日土曜、反政府運動の「黄色ベスト」運動の参加者と警察隊が衝突しました。
IRIB通信によりますと、フランスのマクロン大統領の政策に反対している「黄色いベスト」運動の参加者らは2日土曜、同国各地にて昨年から通算43回目となったこの抗議行動を実施しました。
フランスの情報筋は、治安部隊が同国各地で、「黄色いベスト」運動の参加者に対処する中、警棒や催涙ガスを使用し、また数十人の抗議者が逮捕されたことを明らかにしました。
フランスでは昨年11月17日以来、黄色いベスト運動と称する反体制運動が実施されています。
この抗議行動の中で、これまでに11人以上が死亡、およそ1万4000人の負傷者と逮捕者が出ています。
この抗議行動は当初、特に燃料税に関するフランスのマクロン大統領の政策への抗議として始まりましたが、次第に政治色を帯びてきています。
この運動の参加者は、自らを黄色いベストと称し、マクロン大統領の政策が市民を圧迫していると主張し、マクロン大統領の辞任を求めています。
フランスの世論調査会社オドクサが、同国のラジオおよび新聞ル・フィガロ向けに行った調査によれば、フランス国民全体の4分の3が、マクロン大統領の行動に満足していないことがわかっています。
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