米大統領が、弾劾回避のため政府閉鎖に言及
11月 04, 2019 21:18 Asia/Tokyo
-
トランプ大統領
アメリカのトランプ大統領が、弾劾回避を試みる中で政府の閉鎖に言及しました。
米紙ハフィントンポストによりますと、トランプ大統領は政府が再び閉鎖される可能性に言及し、「この問題は議会との交渉次第だ」としています。
また、「民主党ができることは、自分とゼレンスキー・ウクライナ大統領との電話会談をめぐり発言することだけだ。これは別に問題はない」としました。
米議会は今月22日までの猶予期間内に予算案に関して政府と合意を成立させる必要があります。
同国民主党のチャック・シューマー上院議員は先週、政府が再び閉鎖される可能性に懸念を表明していました。
また、ナンシー・ペロシ下院議長は「政府機関の再閉鎖はあり得ない」としました。
トランプ大統領が提出した予算案は、米国とメキシコの国境に壁を建設する費用の確保を目指していますが、この問題をめぐる同大統領と民主党の対立は今なお解消されていません。
2018年にトランプ大統領が提案したこの要求をめぐり、一部の米政府系機関は35日間の閉鎖に追い込まれました。
トランプ大統領が政府閉鎖の可能性を示唆する一方、民主党はウクライナ疑惑を理由に同大統領の弾劾調査を進めています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj
タグ