米大統領の娘婿のカショギ氏殺害への関与が発覚
11月 05, 2019 03:12 Asia/Tokyo
イギリスの新聞デイリーメールが、「アメリカのトランプ大統領の娘婿のクシュネール氏はサウジアラビア政府に対し、同国の反体制派ジャーナリスト、ジャマール・カショギ氏の逮捕命令を出していた」と報じました。
デイリーメール紙は4日月曜、「匿名のある内部告発者が、“クシュネール氏はカショギ氏の殺害前に、サウジアラビアのムハンマド皇太子に同氏の逮捕命令を出した”と述べている」と報じています。
この報道によれば、トルコの情報機関は電話でのこのやり取りを追跡し、トルコのエルドアン大統領がこの情報を利用して、トランプ大統領にシリア北部からのアメリカ軍の撤退を迫った、とされています。
さらに、「民主党員を議長とするアメリカ下院の調査チームは、この疑惑を知っており、ウクライナゲート事件をめぐるトランプ大統領の弾劾調査・追跡と同時に、この問題をも追及する意向である」と報じています。
ジャマール・カショギ氏は昨年10月、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館内で殺害されました。
サウジアラビアのムハンマド皇太子は、PBSなどのアメリカのメディアとのインタビューの一部において、カショギ氏殺害の責任者は自分だとしています。
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