アフガン議会が、大統領に対し米トランプ氏との会談を理由に国民への謝罪を要求
12月 01, 2019 03:54 Asia/Tokyo
アフガニスタン議会が、同国のガニ大統領に対し、同国バグラム空軍基地でのアメリカのトランプ大統領との会談を理由に、国民に対する謝罪を求めました。
タスニーム通信によりますと、アフガニスタンの議員らは30日土曜、議会において「わが国にあるバグラム空軍基地にてガニ大統領がトランプ大統領と会談したことは、アフガン国民の感情を著しく害した」と表明しています。
また、アフガニスタン・ファラー州代表のベルキース・ロウシャン議員も同日、「アメリカ人は、アフガニスタンへの入国に当たって査証を必要としておらず、いつでも自らの望む折にわが国に入国し、わが国の政府関係者らを呼び出しているが、これでどうして国として独立しているといえるのか」と述べています。
トランプ大統領は今月28日、事前予告なしでアフガニスタンのバグラム米空軍基地を訪問しました。
この際、ガニ大統領のほかにハーリド・アフガン国防大臣代理もトランプ大統領との会談に駆けつけています。
今回のトランプ大統領によるアフガン訪問、およびガニ大統領がトランプ氏との会談に足を運んだ事は、アフガニスタンの世論はもとより、メディアや政治家、著名人などから強く非難されています。
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