米国防総省が、アフガン戦争に関するアメリカ政府の虚言発覚に反応
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アメリカ国防総省
アメリカ国防総省のキャンベル報道官が、アフガニスタン戦争のプロセスに関する同国の歴代政権による虚言を否定しました。
ファールス通信によりますと、キャンベル報道官はアフガン戦争のプロセスに関するアメリカの歴代政権の虚偽の資料の公表に反応し、「当省は、アメリカの議会や国民を惑わす意向はない」と語っています。
アメリカの新聞ワシントンポストは9日月曜、一連の機密資料を公開しており、これらの資料はアメリカの過去の歴代政権が、同国民に対しアフガン戦争の事実に関して次々に虚偽を発表しており、この論争に関する自らの決定を正当化しようとしていた、ということです。
ワシントンポストによれば、これらの資料にはアメリカの政府職員や軍の幹部関係者らに対する400件の聞き込み調査が含まれており、これらの証言者は過去20年間のアフガン戦争という過ちや、この戦争でどのように戦い、その泥沼にはまっていったかについて述べているということです。
この新聞はまた、アフガン戦争に関する機密資料を論拠として、「ワシントン・ポストが入手した政府の機密資料アーカイブは、アメリカの幹部当局者が18年間の戦争で事実を述べていないことを物語っている」と報じました。
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アメリカが2001年にアフガニスタンに軍事侵攻してから現在までに、同国で2400人以上のアメリカ兵が死亡したほか、2万200人以上のアメリカ兵が負傷しています。
アメリカとその同盟国は、テロとの戦いやアフガニスタンでの治安確保を口実に同国に軍事侵攻しましたが、当時から現在まで、アフガニスタンでは情勢不安や麻薬生産が際立って増大しています。
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