米国務長官、「国務省の許可なしでのイラン反体制組織との接触は不可」
(last modified Wed, 08 Jan 2020 13:54:46 GMT )
1月 08, 2020 22:54 Asia/Tokyo
  • ポンペオ国務長官
    ポンペオ国務長官

アメリカのポンペオ国務長官が、同国の外交官らに対し、国務省の許可なしではイランの反体制派組織との関係・コンタクトを控えるよう指示しました。

アメリカの金融情報サイト・ブルームバーグによりますと、ポンペオ長官は7日火曜、アメリカの外交官らに対し、「イランとアメリカの間の外交が危険に陥らないよう、イランの反体制派組織との接触は全面的に制限される」としています。

この命令は、世界各地のアメリカの外交代表機関の全てに通達されています。

ポンペオ長官は、イランの反体制派テロ組織モナーフェギン(MKO)のほか、接触禁止の対象となる組織としてイラン・クルド民主党(Kurdish Democratic Party of Iran: KDPI)、そしてALOアフワーズ解放機構を挙げています。

ポンペオ長官がこの命令の中で、これらの組織との直接的な関係・接触がアメリカの政治上の目的にとって有害になる可能性がある、としています。

さらに、「アメリカの外交官は、KDPIやALOのメンバーと直接対面してはならない」と強調しました。

 

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